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モルタルとは、セメントと砂と水を混ぜて作られています。セメントと聞くと頑丈なイメージがありますが、モルタルそのものは、防水性はあまりないのです。それでは、お家を守る壁として不安なままなので、モルタル壁の表面仕上げは、しっかり塗装で防水性を高めています。だから、塗装が劣化してくると.....そうです、防水性が弱まります。ひび割れや、塗装の劣化を感じたら、早めにご相談くださいね。
お家が弱ってしまうその前に。
塗装防水専門店は、ひび割れをしっかり補修します。塗装は、ボツボツをわざと付ける方法や、凸凹を付ける方法、ハケ跡をわざと付けた方法などあります。お家の表情が塗り方でガラリと変わりますので、どの塗り方にするか...じっくり一緒に考えましょう!
モルタルは塗りもんです。その時代の材料によりひび割れしやすい成分材料がありました。ひび割れ=雨漏りとは言えませんが、塗り時を知らせるサインです。
特に下屋上辺りは、塗り足しが薄い部分であり、モルタル自体の剥がれも多く見受けられます。まずは下地処理をしっかりして塗装ステップに進みたいですね。
窓サッシの下部分から伸びているひび割れはキケンです。水切り部分から伸びているので、雨漏りの可能性が高いです。補修をして上塗りをしっかりやりたいです。
モルタルそのものは、そもそも長持ちする材料ですから、適切なメンテナンスを行うことで、
モルタル外壁の家はとても長持ちする家になります。
そのためには、
(1)窓や屋根やバルコニーなどと外壁との境目の止水性(雨仕舞い)を確実にする
(2)壁の表面に大きなひび割れを生じさせない
(3)壁の表面は塗装するなど水を通しにくい性能を維持する
(4)通気構法のように雨や結露で生じた水を速やかに排水する機能を持たせる
以上の4つが効果的です。
そして性能を維持するために、定期的な点検と保守、点検結果による補修を行いましょう。
保守の主な内容は、
(1)止水性を維持するためのシーリング工事
(2)板金(金属の板を加工したもの)類の塗装工事
(3)モルタル表面の塗装を塗り直す工事
です。
モルタル外壁に限ったことではありませんが、点検や保守は面倒で費用もかかるからと放っておいては、
錆びたり腐ったりと、かえって費用がかかるようなことが起きる可能性が出てきます。
保守費用は、保守までの期間が長くなるほど、トータルとして安くなる傾向にあります。